耐震設計の基本的な考え方
管路施設は、「重要な幹線等」と「その他の管路」に区分し、原則として次に示す耐震設計を行う。
- 「重要な幹線等」は、既設、新設ともにレベル1地震動に対して設計流下能力を確保するとともに、レベル2地震動に対して流下機能を確保する。
- 「その他の管路」は、新設を対象にレベル1地震動に対して設計流下機能を確保する。
適用基準
設計は、以下の指針等に準じて行うことを原則とします。
- 下水道施設の耐震対策指針と解説、2006年、(社)日本下水道協会
- プレキャストコンクリート共同溝設計・施工要領(案)平成6年3月、(財)道路保全技術センター
- 道路土工「カルバート工指針」、平成11年3月、(社)日本道路協会
- 共同溝設計指針、1986年3月、(社)日本道路協会
- 共同溝耐震設計要領(案)、昭和59年10月、建設省土木研究所
- 水道施設耐震工法指針・解説、1997年、(社)日本水道協会
- 耐震性管路材料技術資料—特別編集版—、1995年9月、(財)下水道新技術推進機構
- PCボックスカルバート道路埋設指針、平成3年10月、(財)国土開発技術研究センター
- 鉄筋コンクリート製プレキャストボックスカルバート道路埋設指針、平成2年3月、(財)国土開発技術研究センター